top of page

ポリシー
POLICY

IMG_10.jpg
アドミッションポリシー

動物学科では、自然科学の基礎的な知識に加えて、多様な動物やその環境について広く深い知識を備え、持続可能な地球環境と人間社会への貢献を志向し、科学知識と社会倫理を調和させた判断力と行動力をもつ人材の養成を目指しています。

このような観点から、動物学科では以下の資質をもつ人を国内外から幅広く求めています。

求める人物像

  • 動物やその生息環境について知的な好奇心・探求心をもつ人

  • 広く自然科学の常識を備える人

  • 科学的な知識と社会的な倫理を総合的に判断して思考しようとする人

  • 自主的に学び、活動しようとする意欲のある人

  • 責任ある行動ができるような資質をもつ人

学んできてほしいこと

  • 理科・自然科学分野(特に生物学)をしっかり学習しておくこと

  • 英語の基礎をしっかりと学習しておくこと

  • 高等学校レベルの現代日本語の会話力、読解力、作文力を身につけておくこと

  • 解決しようとする問題点を自ら考えて整理し、筋道を立てて説明できる習慣を身につけておくこと

カリキュラムポリシー

1.  大学における学びへの適応をはかり、生物学、中でも動物に関連した分野を中心とした幅広い分野に興味・関心をもたせ、それらに関する知識・技能を習得する上で必要な基礎となる科目(動物生理学、動物比較解剖学、動物遺伝学、動物生化学など)を初年次から2年次にかけて配置する。また、科学データの取り扱いの基本を習得するための科目(情報リテラシー、パソコン演習など)を初年次に配置する。これらの科目を履修することで、動物学を学ぶ上での基本となる知識とこれらを応用する能力基盤を身につけさせる。また、社会への貢献や異文化理解のための幅広い教養と基礎知識を習得する上で必要な基礎知識を身につけてもらうため1~3年次に基盤教育科目(ライフ・キャリアデザイン系科目、人間・社会科学系科目、科学技術系科目、ブランド系科目)を配置する。国際的視野を養うために必要な外国語の基礎能力を身につける科目として1~3年次に基盤教育科目(外国語系科目)を配置する。これらの科目については客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成・実施の方針を継続的に検討する。

2.  多様な動物とそれを取り巻く地球環境・社会状況への理解の基盤となる科目(動物生殖学、動物保全学、脊椎動物学Ⅰ~Ⅳなど)と、これまでに得た知識を主体的な理解へと昇華せせるための実習科目(動物発生学実習、野外調査実習、動物解剖学実習など)を2年次に配置する。これらを履修することで、動物学の知識・技能を学問的、社会的課題に応用するための基礎知識と技術を習得させる。これらの科目については客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成・実施の方針を継続的に検討する。

3.  動物学の実践的な知識を体系化した科目(実験動物学、動物病理学、動物社会学など)と、技術の習得のための応用的な実習科目(動物実験・検査学実習、動物保全・育種学実習など)を3年次に中心的に配置し、これら動物学に関わる幅広い分野について興味や適性に応じて学修させる。これらの科目を履修することを通して幅広い専門知識を修得させる一方で、希望する卒業研究に関連する専門分野に関しては、可能な限り深く学ばせる。これらの科目については客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成・実施の方針を継続的に検討する。

4.  動物学や科学知識と社会倫理を調和させた判断力や行動力、グローバルなコミュニケーション能力を涵養するために、実験・実習でフィールドワーク(野外調査実習、卒業研究など)やグループワーク(動物生理・生化学実習、野外調査実習など)、卒業研究や講義等(動物関連法規など)でのプレゼンテーションワークの機会を導入するほか、英語での情報収集・発信の基礎作り(専門英語Ⅰ・Ⅱなど)も行う。これらの科目については、客観的な知識・理解の指標に加え各種ワークの成果等を総合的に評価することを通して教育課程編成・実施の方針の検討を継続的に行う。

5.  大学で動物学を学んだ社会人として、一般的な倫理や動物に対する倫理観の歴史的な変遷を理解し、実践的知識として身につけておくために、初年次に動物誌、動物と人間、3年次に動物関連法規を配置する。これらの科目については客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することを通して教育課程編成・実施の方針の検討を継続的に行う。

ディプロマポリシー

A.  知識・理解
大学で動物学を学んだ者に求められる自然科学、生物学一般の基礎知識を身につけている。社会への貢献や異文化理解のための幅広い教養と基礎知識を身につけている。

B.  思考・判断・表現
動物と豊かな暮らしとの関わりについての情報を収集し、整理することができる。動物と社会との関わりから生じる問題を見つけ、分析し、より良いと考えられる解決策を探求することができる。

C.  関心・意欲・態度
人や動物の暮らしとそれを取り巻く環境の保全に関心を持ち、社会に貢献するための主体性や協調性の重要さを認識し、理解へとつなげていくことができる。動物と人との関係が自然や社会に与える影響や効果に関心を持ち、大学で動物学を学んだ者としての国際的な視野や倫理観の重要さを認識し、理解へとつなげていくことができる。

D.  技能
生物系もしくは動物に関するさまざまな課題に取り組み、結果や考察を論理的に記述することができる。大学で動物学を学んだ者として社会人としての自分の考えや想いを分かりやすく伝えることができる。

bottom of page